くらし情報『終戦期に松下洸平らが掲げる“希望”の形 音楽劇『夜来香ラプソディ』上演中』

2022年3月15日 07:00

終戦期に松下洸平らが掲げる“希望”の形 音楽劇『夜来香ラプソディ』上演中

音楽劇『夜来香ラプソディ』より左から、白洲迅・松下洸平・木下晴香 撮影:桜井隆幸

撮影:桜井隆幸



cube 25th presents 音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』が、3月12日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕した。これに先立ち、報道陣向けに行われたゲネプロ1幕の様子をレポートする。

芸能事務所キューブの創立25周年を記念した本作は、同社の20周年記念として上演された音楽劇『魔都夜曲』(2017年)に同じく、演出・河原雅彦×音楽・本間昭光のタッグで届けられる群像劇。劇中では第二次世界大戦末期の上海租界を舞台に、人種やイデオロギーの壁を超え、コンサートを開催しようとした人々の葛藤や夢が描かれる。


終戦期に松下洸平らが掲げる“希望”の形 音楽劇『夜来香ラプソディ』上演中


時は1945年、日本軍の招集で上海租界に渡っていた主人公の作曲家・服部良一(松下洸平)は、「夜来香」をヒットさせた中国人作曲家・黎錦光(白洲迅)や人気女優で歌手の李香蘭(木下晴香)と厚い友情を育む。ついには彼らを中心にした大規模な西洋式コンサート開催の計画が持ち上がるも、実現にいたるには日本軍や中国本土の政治勢力、上海マフィアによる思惑や数々の困難を乗り越えねばならなかった──。

終戦期に松下洸平らが掲げる“希望”の形 音楽劇『夜来香ラプソディ』上演中


1幕はこのコンサートと開催にいたるまでの回想シーンで構成された。

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