2023年10月30日 18:50
「東京・春・音楽祭 2024」プログラム発表! オペラ4作など多彩な演目
上野を舞台に2024年3月15日(金)から開催される「東京・春・音楽祭 2024」概要発表が30日に行なわれた。
桜咲く春の上野を舞台にした国内最大級のクラシック音楽の祭典として2005年にスタートした音楽祭も来年の開催でちょうど20周年を迎えることになり、メインビジュアルのデザインも一新。市松模様に「祭」という字が入った新たなデザインがお披露目された。
20周年ということで各プログラムもスケールアップ。これまでオペラ公演(演奏会形式)は2作が基本だったが、来年は倍となる4演目が上演される。音楽祭の“顔”とも言える「ワーグナー・シリーズ」では念願の「トリスタンとイゾルデ」がマレク・ヤノフスキ指揮/NHK交響楽団により行われ、ついに主要オペラ10演目がコンプリートされる。
「プッチーニ・シリーズ」ではピエール・ジョルジョ・モランディ指揮/東京交響楽団で「ラ・ボエーム」が、さらに巨匠リッカルド・ムーティを迎えた東京春祭オーケストラによる「アイーダ」、そして2005年の第1回でも取り上げられたシュトラウスの「エレクトラ」がセバスティアン・ヴァイグレ指揮/読売日本交響楽団により上演される。