NODA・MAPの新作公演『兎、波を走る』が6月17日(土) に東京芸術劇場プレイハウスにて開幕し、舞台写真と初日開幕コメントが到着した。

NODA・MAP 第 26 回公演『兎、波を走る』撮影:篠山紀信)

NODA・MAP 第 26 回公演『兎、波を走る』撮影:篠山紀信)
本公演は、作・演出を務める野田秀樹曰く“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のような作品。“アリス”や“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間ふたりも登場する。出演は、およそ2年ぶりに野田作品に登場する高橋一生をはじめ、松たか子、野田作品に初登場となる多部未華子のほか、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田といったキャストが名を連ねる。東京公演は7月30日(日) まで。その後大阪、福岡に巡演。全公演にて当日券を販売。
<初日開幕 コメント>
■高橋一生
開演前、野田さんから皆に改めて「言葉を大事にしてほしい」という話がありました。それを念頭に、今日はとても落ち着いてこれまでと同じようにやれました。
僕が発したひと言で、お客様が虚構の世界から現実にぐっと引っ張られる瞬間を感じたような気がします。