2023年4月10日 18:00
【対談企画①】never young beach×ハナレグミ「永積さんは、いつも僕の話をまじめに聞いて一緒に考えてくれるんですよ」
とか言われて、「すげー、わかる!」みたいな(笑)。楽器や機材とか、安部ちゃんは何事にも入り込み度合いが凄くて。「凄い」というか「重い」(笑)。
安部はははは。
永積愛情の重さっていうのかな。その重さが凄く自分に近い。
安部今はリイシューモデルもたくさん出てるし、わざわざ年代物のギターを買うのとかお金が勿体なくない?みたいな意見も耳にするんですけど、僕の中ではやっぱり本物を触ってみたいっていうのがあるんです。自分でも面倒くさいんですけど。
永積いいでしょ? こういう熱いところ(笑)。
安部60年代や70年代の音楽が好きなので、どうしてもそこに憧れがあって。無理してでもまずは本物に触れたい気持ちになってしまう。試奏して「うわ!すご!なんだこの音!」ってなるあの感じ。凄く興奮しますよね。
永積本物を知ることって、実際に触ってみないとわからないよね。単なる情報じゃなくて。だから安部ちゃんは本当に知りたいんだと思う。
安部当時のサウンドがどうやって生まれたのか、すごく気になるんですよ。
──細野晴臣さんの音楽に興味を持ったときも、まず「HOSONO HOUSE」のオリジナル盤のレコードを買ったんですよね?
安部はい。