映画『グラディエーターⅡ』ポール・メスカルらキャスト4人が来日 橋本愛による花束贈呈も
コニーさんは当時から、本作の主人公がマキシマスの息子であることを知っていたのでしょうか?」と鋭い質問が。ニールセンは「ノー、ですよ。まさかこんな形でお話が続くとは想像もしていませんでした。でも、小さな息子ルシアスをマキシマスに紹介するシーンで、私の役作りの感情の中では“もしかしてこのふたりには昔、実らないロマンスが少しあったのでは”と抱えていた秘密のようなものを感じて演じていました」とニールセンだからこそ感じ、語れる言葉に場内も聞き入っていた。
最後には、はるばる来日を果たしたキャストたちへの熱い歓迎と感謝を込め、本映画祭でコンペティション部門審査員を務める俳優・橋本愛が駆けつけ、一人ひとりへ花束を贈呈。和やかな雰囲気に包まれながら、写真撮影にあたってワシントンからエレガントにエスコートされて恐縮気味な様子も見せつつ、橋本は日本最大の映画祭という場にちなんで「日本にお越しになった印象はいかがでしょうか?」と問いかけると、デンゼルは「まだ(仕事だけで)外に出られていないんだよ(笑)」とこれからのエンジョイを楽しみにしているようで、ニールセンは「明治神宮に行き、七五三という行事で着物を身につけた子どもたちがたくさんいたので本当に美しくて感動しました」