映画『グラディエーターⅡ』ポール・メスカルらキャスト4人が来日 橋本愛による花束贈呈も
このように大きな船に乗ったり、サイ、ヒヒとも戦った。バトルもレベルアップしているのは技術の進化もありますし、物語としてもさらに大きな使命が懸かっているからで、観客の皆さんにも楽しんでいただくためですね」としみじみ思い返す。
ワシントンは以前にもリドリー・スコット監督とタッグを組んだ経験があり、「本作のほうが楽でしたよ、私は客席からみんなの過酷なアクションを見ているような立場だったので(笑)。監督は“映画の70~80%はキャスティングで決まる”とおっしゃっていて、今回は我々を選んでいただいた。巨匠に全幅の信頼を寄せて俳優陣は演技に集中することができました」とジョークも交えながら監督への信頼を明かせば、ヘッキンジャーも双子皇帝のひとりという役柄のため「皇帝のロイヤルシートは日陰で、優雅に観覧できたのはラッキーで最高でしたよ(笑)」と重ねて会場を沸かせながら、「監督はマルチカメラで全てのアクションを同時に多くの角度から撮影するので、細切れにならず、ひとつの出来事・アクションに対する多くの人間の視点とリアクションを一気に撮影でき、観ているほうも一気に感じ取れるんです」と実際に現場を体験した俳優ならではのエピソードを明かした。