第33回東京国際映画祭、役所広司がフェスティバル・アンバサダー就任「大切なのは、続けること」
未来の可能性を探る試みがあるのではないか」と期待を寄せていた。
●フェスティバル・アンバサダー役所広司のメッセージ
これまで東京国際映画祭では、美しい女優さんたちがアンバサダーとして華やかに彩りを添えていた印象がありました。新型コロナウィルス蔓延によって世界中の映画祭が中止、延期、縮小を余儀なくされている中、今回は少々むさ苦しい私ではありますが、第33回東京国際映画祭のアンバサダーの大役を務めさせていただくことになりました。今後、コロナパニックで世界の映画界がどうなっていくのか分かりませんが、今回の経験はきっと忘れられない記憶になると思います。東京国際映画祭は、これまで多くの芸術的に優れた作品、新たな才能を発見し、国内外に向けて発信してきました。そんな映画祭に今回スタッフの一員として参加できることを光栄に思います。今後、益々世界の映画人に愛され、芸術的な価値ある映画を発掘していく映画祭として成長していくことを心から願っています。
取材・文・写真=内田 涼
■開催情報
「第33回東京国際映画祭」
期間:10月31日(土)~11月9日(月)
会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木ほか
公式サイト: https://2020.tiff-jp.net/ja/
オープニング作品:『アンダードッグ』(武正晴監督)