くらし情報『勝地涼がPARCO劇場初座長に挑戦 演出・森新太郎で『夜叉ヶ池』5月上演決定』

2023年2月10日 12:30

勝地涼がPARCO劇場初座長に挑戦 演出・森新太郎で『夜叉ヶ池』5月上演決定

勝地涼


2023年5月にPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』が上演されることが決定した。

『夜叉ヶ池』は、1913年に日本幻想文学の先駆者・泉鏡花が発表した戯曲作品。放浪の旅人と孤独な美貌の村娘、夜叉ヶ池の竜神姫と彼方の竜神の二つの恋物語を中心に、人間世界と異界のもののけたちを荒々しくユーモラスに描く。

演出を手掛けるのは、言葉と芝居にこだわりを持つ演出家・森新太郎、振付はダンサー・演出家として独自の世界を切り拓いてきた森山開次。主演は勝地涼が務め、森、森山との初タッグ、そしてPARCO劇場で初座長に挑戦する。

■森新太郎 コメント
鏡花の作品を読むたびに、強い酩酊感に襲われます。あるいは、ただショックを受けているだけなのかもしれません。虚と実、美と醜、生と死……相反する二つのものが、渾然一体となって押し寄せてくるからです。
戯曲『夜叉ヶ池』も例外ではありません。神々の力による世界の“崩壊”、そして“再生”、この二つがない交ぜになった圧巻の光景を鏡花は描いてみせました。そのスケールはギリシャ悲劇にも匹敵すると思います。視覚的に立ち上げることは容易でないと分かりつつ、それでも私は長い間その機会を待ち続けました。

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