2021年10月4日 12:30
オルタナティブ・リアリティをテーマとした展覧会「Which Mirror Do You Want To Lick?」 日本版・東京藝術大学にて開催決定!
デザインされたイメージや物体が立ち上げる“オルタナティブ・リアリティ”をテーマに、2016年のブルノ・ビエンナーレ(チェコ)を皮切りに欧米諸国を巡回してきたプロジェクト「Which Mirror Do You Want To Lick?(どの鏡を舐めたい?、 略称WMDYWTL?)」の日本版が2021年10月18日(月)〜11月7日(日)、東京藝術大学を舞台に開催されることが決定した。
実現しなかったデザイン案や実在しないアーティストの作品などをテーマに集めたこの展示は、近年のビジネスやテクノロジー指向の議論からは見えてこない、デザインの意味づけや問いかけとしての側面を浮かび上がらせる。 開催される場所や時期にあわせて内容を発展させてきた同展だが、今回は日本および「教育」というコンテクストに挑戦。 東京藝術大学の学生たちがキュレーターたちとともに欧州の展示内容を日本に「翻訳」する。また、テンプル大学ジャパン日本グラフィックデザイン史クラスもZINE で展示参加。
キュレーションを手がけるのは、クリティカルなデザインの最前線で活動するデザイナー集団アバケ、ユニークな書体デザイン知られるラディム・ペスコ、グラフィックアートのキュレーターとして活躍するソフィ・デデレン。