くらし情報『舞台『未来少年コナン』開幕レポート 6月16日まで池袋で上演中』

舞台『未来少年コナン』開幕レポート 6月16日まで池袋で上演中

アニメ版でも印象的だった第1話冒頭のシーンが、そのまま舞台上に現出する。紗幕と照明と音楽によって不穏な海中が生み出されたかと思うと、そこに漂うのはリアルな肉体。水中を得意とするコナンらしく、巨大なサメを相手にしながらも、その体はどんどん躍動していく。『未来少年コナン』をどうやって舞台に?そんな心配を軽く吹き飛ばす、鮮烈なオープニングとなった。

舞台『未来少年コナン』開幕レポート 6月16日まで池袋で上演中

加藤清史郎、ダンサー
インバル作品の強みは、アニメだからこそ描けたと思われるシーンも、さまざまな手法──それは得てしてアナログな魅力を持ったもの──で表現してしまう点にあるだろう。例えばコナンとジムシーの出会いのシーン。負けず嫌いなふたりの勝負が、演じる加藤清史郎、成河の奮闘はもちろん、そこにダンサー陣が交わり、時に草に、時に動物に、時にふたりの足に(!)なると、なんとも見応えたっぷりのショーへと一変してしまう。もちろんアニメ版でワクワクさせられた、スピード感とコミカルさはそのままに、だ。


舞台『未来少年コナン』開幕レポート 6月16日まで池袋で上演中

加藤清史郎、成河、Rion Watley
舞台『未来少年コナン』開幕レポート 6月16日まで池袋で上演中

加藤清史郎、成河、宮尾俊太郎、岡野一平、ダンサー
さらにもうひとつ水中のシーンで忘れられないのが、磁気拘束具をつけられ、海に放り投げられたコナンをラナが救うシーン。

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