ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議し、カンヌ映画祭がロシアの代表団、政府関係者の参加を拒否すると発表した。
ただし、ロシアのアーティストの中にも勇気を持って反政府運動を行っていることを考慮し、ロシアの作品をすべてボイコットすることはしないとも述べている。
ウクライナの映画アカデミーが世界の映画関係者にロシアとのビジネスを断ち切ってほしいと要請して以来、映画祭やスタジオによるボイコットが続いている。ディズニー、パラマウント、ワーナー、ソニーなどメジャースタジオは、近々公開を控えていた話題作のロシアでの公開を保留にすると決めた。
文=猿渡由紀