くらし情報『ロバート・ロドリゲスが『ドミノ』までに20年かかった理由とは?』

2023年9月28日 17:00

ロバート・ロドリゲスが『ドミノ』までに20年かかった理由とは?

『ドミノ』に主演したベン・アフレック(左)とロバート・ロドリゲス監督(右)


ベン・アフレックが主演を務める超大作『ドミノ』は、ロバート・ロドリゲス監督が20年の歳月をかけて完成させた作品だ。これまで次々に新作を発表してきたロドリゲス監督はなぜ20年もの時間をかけて本作を映画化したのだろうか?

映画『ドミノ』予告編10.27公開

ロドリゲス監督は当初、アイデアを脚本化し、誰かに売ろうと考えていた。しかし、監督は周囲からこのアイデアを評価され、自身のオリジナルであることから、自分で監督すると決めたという。

「時には、他より長く寝かせるべき映画もある。それに、映画で起こるひねりの中には、その本質を理解するために、人生で実際に体験しておかないといけないものもあった。もう少し長く生きてきた必要があったんだ。それらは、時間が経ったからこそできたものなんだよ」

本作は、娘が行方不明になってしまった刑事ロークが、失踪した娘の行方と、相手の脳を“ハッキング”し自在に操る謎の男の行方を追うサスペンス大作だ。その内容は迷路のような不思議な展開で、ヒッチコック作品のような緊迫したサスペンス描写もふんだんに盛り込まれている。


構想を練る20年の間に彼が得た経験やテクニックはすべて『ドミノ』に注ぎ込まれている。

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