ケネス・ブラナーが“超常現象”の謎を解き明かす 映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』日本版本予告公開
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の日本版本予告とUS版ポスターが公開された。
全世界で20億冊以上出版され、“世界一売れた作家”として認定された“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続けた『名探偵ポアロ』シリーズ。本作では、シリーズの中でも隠れた名作とされる『ハロウィーン・パーティ』が、アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナー(監督・製作・主演)によって描かれる。
事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送る世界一の名探偵エルキュール・ポアロは、「私は死者の声を話せます」と断言する霊能者による“超常現象”の謎を解き明かすために、子どもの霊が出現するという屋敷での降霊会に参加することになる。
公開された映像では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者の不気味な存在感が不穏さを引き立てる。招待客のひとりが“人間には不可能”な方法で殺害され、ポアロと観る者をこれまでにない邪悪な迷宮へと誘っていく。異常事態に怯える一方で、何かを隠しているかのような表情の容疑者たちや、数々の難事件を解決してきたポアロが命を狙われてしまうシーンを見ることができる。