2021年7月26日 19:00
庵野秀明監督がコミコンのパネルセッションに登壇! アマプラ配信予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』制作秘話について明かす
全てが終わった今、ホッとしています」とコメント。また1995年にTVシリーズとして誕生し、26年もの間SFアニメ超大作の金字塔として君臨している本作に関して庵野監督は、「作品自体のストーリーやドラマ、技術的なクオリティは、スタッフとキャストの努力のお陰で、常になるべく高い位置にあるように頑張って維持しています。それとは別に、『エヴァンゲリオン』には世界の人に共通する何かがあったのだと思います。それは自分自身の物語として捉えられるような仕組みになっていたからなのかもしれません。一概には決められませんが、世界中の人がそれぞれ自分にとってこれだと思うものが、届いた結果なのかなと思っています」とエヴァが世界で愛され続けている理由について見解を述べた。
さらに、過去にTVシリーズと『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』で2度終わりを迎え、今回が3度目となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストに関して、「おおむね最初から決めていました。漠然とあった終わり方が、少しずつ形を変えて今回の終わりに行きつきました。ディティールは変化しましたが、根本的には変わっていません」と、ラストの制作秘話を明かす。
加えて「今年61歳になったので、エヴァではなく実写作品の映画を何本か作りたいと思っています。