04 Limited Sazabys主催『YON FES 2023』DAY1 ライブレポート
ソウルやファンクなどブラック・ミュージックに根差した演奏も心地よく、自然と体が揺れ動くグルーヴ感も素晴らしい限りだ。最後の「ガッツだぜ!!」では観客による大声が野外に響き渡っていた。
ウルフルズ Photo:ヤオタケシ
こちらも初出演となったFOMAREは「念願のヨンフェス、呼んでくれてありがとうございます!」とアマダシンスケ(Vo/Ba)は喜びを露わにする。2ビートから豊潤な歌メロまで幅広い曲調を使い分け、観客が縦に横に揺らしまくる。後半にはフォーリミの「monolith」のカバーを挟み、主催バンドに対する愛をひしひしと感じるほど。それもそのはず、過去ヨンフェスにお客さんとして参加したことがあるらしく、このステージに賭ける意気込みは半端ではなかったはずだ。
FOMARE Photo:かい
SUPER BEAVERはオープニングの「証明」からオフェンシブな演奏で突っ走る。「フォーリミから貰った時間は俺たちの時間、その中にあなたたちがいる!」と渋谷龍太(Vo)は叫び、新曲「グラデーション」をここで初披露。こちらもエモーションだだ漏れの凄まじい熱量で迫り、歌詞と演奏をまっすぐ届ける様にも鳥肌を覚えた。