くらし情報『新国立劇場フルオーディション企画第4弾、言葉の在り方を問う『イロアセル』開幕 倉持裕&箱田暁史よりコメント、舞台写真到着』

2021年11月12日 17:00

新国立劇場フルオーディション企画第4弾、言葉の在り方を問う『イロアセル』開幕 倉持裕&箱田暁史よりコメント、舞台写真到着

『イロアセル』より(左から)伊藤正之、箱田暁史 撮影: 引地信彦

撮影: 引地信彦



新国立劇場の演劇『イロアセル』が11月11日に開幕。作・演出の倉持裕と出演の箱田暁史からコメント、及び舞台写真が到着した。

小川絵梨子芸術監督が、その就任とともに打ち出した支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。第1弾『かもめ』(演出・鈴木裕美)、第2弾『反応工程』(演出・千葉哲也)、第3弾『斬られの仙太』(演出・上村聡史)に続く、第4弾として上演されるのは、2011年10月に倉持裕が新国立劇場に書き下ろした『イロアセル』。演出に作者でもある倉持裕自身を迎え、20年10月より公募を開始、11月末から約3週間をかけて開催したオーディションを経て、10名の出演者が決定した。

物語の舞台は海に浮かぶ、小さな島。その島民たちの言葉にはそれぞれ固有の色がついている。それは風に乗って島の空を漂い、いつ、どこで発言しても、誰の言葉なのかが島のどこにいても特定されてしまう。
だから島民たちはウソをつかない。ウソをつけない。ある日丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来る。島民は気づく。彼らの前で話す時だけは、自分たちの言葉から色がなくなることにーー。

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