くらし情報『これまであまり目にする機会のなかった逸品も紹介『マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた)』7月1日より開催』

2023年6月26日 11:30

これまであまり目にする機会のなかった逸品も紹介『マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた)』7月1日より開催

これまであまり目にする機会のなかった逸品も紹介『マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた)』7月1日より開催


20世紀を代表する芸術家のひとりであるマルク・シャガール(1887-1985)は、絵画とともに版画制作にも熱心に取り組んだことで知られる。生涯で2,000点以上の版画を残したというシャガールが様々な技法で試みた6つの版画集の中から、厳選した約140点の作品を紹介する『マルク・シャガール版にしるした光の詩(うた)神奈川県立近代美術館コレクションから』が、7月1日(土)から8月27日(日)まで、東京の世田谷美術館で開催される。
帝政ロシア領のヴィテブスクにユダヤ人として生まれ、ロシア革命やふたつの世界大戦に翻弄されながらも、宙を舞う恋人たちや花束、動物などを豊かな色彩で幻想的に描き出したシャガールは、一貫して詩情豊かな画家だった。一方で、モスクワやベルリン、パリやニューヨーク、さらに南仏へと活動の地を移した「異邦人画家」としての境遇が、作品に陰影を与え、その妙味を奥深いものにしたという。
神奈川県立近代美術館の望月コレクションから出品される6つの版画集は、1950年代から60年代にかけて、版元や工房との協働によって生み出されたもの。絵画に通ずる部分はありながらも、またひと味ちがった独特の表現と味わいが刻まれている。

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