役所広司「映画館に行こう」キャンペーン・アンバサダーに就任「より豊かで誇らしい映画界に」
みんなが苦労しているみたいですね」と語り、「やはり映画館で見る映画は別物。覚悟と努力があれば、こんな状況でも優れた作品や才能は生まれると信じている」と熱弁していた。
実行委員会では今夏「映画館に行こう!」をスローガンに、映画館での安心、安全のための取り組みのアピール、そして大スクリーンで鑑賞する、映画本来の楽しさをアピール。役所を筆頭に、映画業界人10人によるリレー動画をYouTubeで展開するほか、各種SNSでも、映画館体験の素晴らしさを発信していく。
会見には役所に加えて、岡田裕介氏(「映画館に行こう!」実行委員会顧問・一般社団法人日本映画製作者連盟会長)、松岡宏泰氏(「映画館に行こう!」実行委員会委員長)が同席。「何より映画が面白くないとお客様が来てくださらない。8月上旬には(話題作が)揃ってくる」(岡田氏)、「安心して映画館に行こうと思ってもらえることが一番重要。安全に運営するガイドラインを遵守しながら、すばらしい環境で(映画を)楽しんでいただき、また映画館に戻ってきてもらえるサイクル作りの後押しができれば」(松岡氏)と映画業界再興の一歩に期待を寄せていた。
取材・文:内田 涼
役所広司からのメッセージ
「映画館に行こう!」キャンペーン2020公式YouTubeチャンネル