2021年7月7日 12:00
菅田将暉とFukase、映画『キャラクター』での血まみれの共演を密着レポート!
と菅田も唸ったそうだが、当初Fukaseは役の関係性もあって、菅田に気軽に話しかけてもいいものかどうか気を遣ったという。
話しかけてもいいものか、スタッフを通じて菅田に聞いてもらったというFukase。「そうしたら菅田くんが“どうぞFukaseさんのやりやすいようにしてください”って、遠くの方から返してもらいました。僕から話しかけ、何とか乗り越えたことは、僕の中では重大なミッションでした」と振り返る。ふたりがまさに膝を突き合わせて、打ち解けて話していた場面。その様子も密着の中で目にしたが、それはなんと血みどろになりながらふたりが対峙した撮影の際のことだ。山城の自宅のマンションロビーでの山城と両角。その撮影の様子を振りかえってみよう。
9月23日、ロケ地は神奈川県川崎市にある高層マンション。菅田とFukaseにとっては一昨日の地下駐車場の撮影以来となる2度目の本格的な共演だ。ナイフを手にした両角と山城が文字どおりぶつかり合う、格闘シーン。「血がふたりの顔に飛び散ります。ただ、派手というより痛みが伝わるアクションです」と監督。山城と両角、それぞれの本能が動き出して、本性が暴れ出すというシーンでもある。