今年4月に行われる東塔大修理落慶を記念し、薬師寺の歴史と文化を紹介
今回の修理で、創建以来東塔の頂上を飾ってきた水煙や釈迦八相群像の残欠、取り換えられた古材なども展示。さらに宝亀年間(770~780)に描かれたとされる吉祥天女像も特別に展示。当時の国際的な文化の豊かな広がりを示すように、唐代の女性像の影響を受けて描かれている。いずれも貴重なものばかりを見ることができる展覧会である。
【関連リンク】 あべのハルカス美術館( https://www.aham.jp/ )
国宝聖観音菩薩立像白鳳~奈良時代(7-8世紀)薬師寺蔵(c)飛鳥園
薬師浄土曼荼羅図 古磵筆江戸時代・正徳4年(1714)薬師寺蔵(c)飛鳥園
東塔舎利容器 控 平成30年(2018)薬師寺蔵(c)飛鳥園
国宝吉祥天女像 奈良時代(8世紀)薬師寺蔵(c)飛鳥園
2019年9月20日撮影 修理が終わり、覆屋の解体が進んでいる薬師寺東塔