くらし情報『主演作がカンヌ出品の西島秀俊、現地入りできず「行きたかった」と無念の表情』

主演作がカンヌ出品の西島秀俊、現地入りできず「行きたかった」と無念の表情

濱口監督といえば、過去には上映時間が5時間を超える大作も手がけており「その監督から『3時間を切りました』って言われて、聞いたら2時間59分で(笑)。でも、見るとあっという間。真実が映っていて、観客自身が没頭できるからだと思います。感覚的には1時間半です」とアピールしていた。

主人公である演出家の家福(西島)は愛する妻(霧島)と満ち足りた日々を送っていたが、その妻は秘密を残して突然この世を去ってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦)と出会った。そして行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気付かされていく。

濱口監督によると、原作者の村上春樹氏は「恐らく映画はご覧になっていない」といい、「試写会の日程をご案内したが『地元の映画館で拝見します』とのことで、個人的な体験として楽しみたいということだと受け取っている。
もちろん、どうお感じになるか、誰よりも気にしているし、楽しみ。ご覧いただき、感想を聞く機会があれば、ありがたい」と神妙な面持ち。映画化に際し、原作からの改変も含めて伝えたといい「その上で、許諾のお返事だけをいただいた」と経緯を説明していた。

取材・文・写真=内田涼

『ドライブ・マイ・カー』
8月20日(金)公開
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