もさを。に聞く、表現のこだわりと音楽で伝えたいもの【次世代シンガー・リレーインタビュー Vol.2】
翔太さんの周りに流されない自分の世界観を持っているところに憧れて、自分もそういうふうになりたいなって思います。そこからは翔太さんのジャンルがR&Bなので、クリス・ブラウンや洋楽も聞きました。カントリーだと、テイラー・スウィフトとか。軽音部ではギターボーカルをやっていたのでバンドだとRADWIMPSもよく聴いてました」
コロナ禍で感じた思い
そんな彼がはじめてリリースした楽曲『ぎゅっと。』は、サブスクチャートでもヒットを見せた。同曲が受け入れられた背景として、この自粛期間に温かく寄り添うような声、そして歌詞が多くの人の共感を呼んだ、あるいは救いになったことが理由に挙げられそうだ。彼自身は自粛期間中、どのように音楽と向き合っていたのか。
「『ぎゅっと。
』は温かい歌だけど、どこか切なさを感じるサウンドにしました。自粛期間中、当たり前が当たり前じゃなくなった時に、会いたくても会えない人がいる今の状況をストレートに歌にしたくなりました。たくさんの人の気持ちに寄り添えるよう、歌詞のわかりやすさは意識しています」
伝えたいのは歌の素晴らしさ
もさを 。は同じく若手シンガーとして頭角を現すTikTok発のシンガーソングライター・suiとのコラボ動画も投稿している。