くらし情報『常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催』

常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催

壁画と同じように、岡﨑の絵画やレリーフ自体が、さまざまな色や形からつくられていることが分かる。

これほどまでに幅広いジャンルの作品を発表する作家は、他にはいないだろう。展覧会タイトルのカイソウは、いくつも意味を持つ。見るという行為にはカイソウ(回想)も含まれている。さらに展示室という空間のカイソウ(階層)、過去の作品から新作までという時間というカイソウ(階層)が混ざる。鑑賞者の感覚が絶えず刷新される展覧会である。

【関連リンク】
豊田市美術館( https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/okazaki/ )

常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催

《まだ早いが遅くなる》1986年綿布、絹大原美術館蔵
常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催

《テウミンとたみをとむらってバツサイとつみをきりしは》2000年セラミック東京国立近代美術館蔵
常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催
《ポンチ絵》2014年色鉛筆、紙個人蔵
常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催

《タメになるってどういう意味?/狐の才気》2018年アクリル、カンヴァスBBar collection
常に最前線を突き進む造形作家の活動を紹介 『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』展開催

《Physiognomy》 2016年 インク、紙株式会社タグチプロジェクツ蔵
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