くらし情報『「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催』

2023年1月13日 12:00

「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

近年、現代美術の収集も進めている同館の新収蔵品として、草間彌生の水玉のベッドをモチーフとした作品や、新たな写真表現を開拓するドイツの作家ティルマンスの作品が初公開されるのも話題となろう。

コロナ禍の「ステイホーム」以降の新たな感性を伝える現代作家の作品も、大きな見どころだ。髙田安規子・政子姉妹は、変化を遂げつつあるパブリックとプライベートの境界のあり方を問う作品を、また佐藤翠と守山友一朗は、閉じられた部屋と開かれた自然との関係を再考する作品を、それぞれ新作で発表する。

個性あふれる作家たちによる多彩な室内表現は、ステイホームの経験を通じて部屋という空間への意識が変容した私たちの心に、新たな気づきや視点をもたらしてくれるに違いない。

出品作家:ベルト・モリゾ/ヴィルヘルム・ハマスホイ/ピエール・ボナール/エドゥアール・ヴュイヤール/アンリ・マティス/草間彌生/ヴォルフガング・ティルマンス/高田安規子・政子/佐藤翠+守山友一朗
「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

ベルト・モリゾ 《テラスにて》1874年、東京富士美術館 (C) 東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

ヴィルヘルム・ハマスホイ 《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年、ポーラ美術館
「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

ピエール・ボナール 《静物、開いた窓、トルーヴィル》 1934年頃、アサヒビール大山崎山荘美術館
「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

エドゥアール・ヴュイヤール 《書斎にて》1927-1928年、ヤマザキマザック美術館
「部屋」をめぐる表現をあらためて見つめ直す『部屋のみる夢』1月28日より開催

草間彌生 《ベッド、水玉強迫》2002年、ポーラ美術館(C)

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