くらし情報『KERA作・演出『世界は笑う』上演スタート「喜劇人達への個人的なラブレター」』

2022年8月16日 12:20

KERA作・演出『世界は笑う』上演スタート「喜劇人達への個人的なラブレター」

『世界は笑う』より 撮影:細野晋司

撮影:細野晋司



8月11日にBunkamuraシアターコクーンにて、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)作・演出の新作舞台COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022『世界は笑う』の上演がスタートした。

KERAが自身の“昭和”という時代への愛着を込め、初めて“昭和の喜劇人”を題材に描いた作品であり、5年ぶりのBunkamuraシアターコクーンでの新作となる今作。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初予定されていた初日8月7日から5公演の中止を経て、満を持しての上演となった。


KERA作・演出『世界は笑う』上演スタート「喜劇人達への個人的なラブレター」


戦後の色を残しながらも活気づいていた昭和32年の東京・新宿。その一角に常打小屋を持つ軽演劇の一座「三角座」があった。彦造(瀬戸康史)は三角座で喜劇俳優をしている弟の是也(千葉雄大)を訪ね上京する。劇団には、若手俳優・大和(勝地涼)や、踊り子・撫子(伊藤沙莉)、古株俳優のトーキー(ラサール石井)、興行主の蛇之目(銀粉蝶)、貸本屋で働きながら劇団を手伝う初子(松雪泰子)など……様々な人々が交差し、高度経済成長期前夜の新宿で、哀しくも可笑しい人間群像が描かれていく。

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