2021年5月15日 10:00
最後のトップリーグ王者は譲らない! 準決勝を前に4強の指揮官・主将が意気込み!!
ここで2連敗の苦い教訓を生かした。前半から主導権を握り、コンスタントにスコアしていった。試合開始早々にトライを許しても、一家言持つスクラムで押されても、決して焦れずにゲームをコントロールし、終わってみれば46-12の完勝を収めた。
続く準々決勝・神戸製鋼戦では前半30分を待たずにフォーリーが一発退場となるピンチに陥るも、そこから驚異的な運動量と粘りのディフェンスを展開し続け、後半31分についに前回王者に逆転を許す。クボタの善戦もここまでかと思われた中、残り燃料をすべて注ぎ相手陣内に攻め入ると36分にペナルティを獲得し、WTBゲラード・ファンデンヒーファーのPGで23-21と再逆転、その後は泥臭く体を張り続けてノーサイドの笛を聞いたのだった。
初のトップ4入りを果たしたフラン・ルディケHCは準決勝へ向けて、「自分たちフォーカスに変わらない。これまでずっと自分たちにフォーカスしてきたし、今週も変わらない。自分たちのベストゲームをすることによって、勝利が近付く」とこれまでと同じセリフを言い、初のタイトルへ向けても「今週末にフォーカスしている。
できることにフォーカスしたい。今週勝ってから決勝については考えたい」