くらし情報『【おとな向け映画ガイド】アメリカの選挙戦はクレイジーなエンタテインメント!『スイング・ステート』』

2021年9月12日 12:00

【おとな向け映画ガイド】アメリカの選挙戦はクレイジーなエンタテインメント!『スイング・ステート』

コメディータッチな作りなのに、どこか嘘っぽくて笑えなかったり。そもそも、政界を扱ったフィクション映画で、政党やメディア名が実名で扱われることは、まずなくて、そのあたりでも気がそがれます。

その点、アメリカの作品は。実名がバシバシ出てきます。平気で茶化します。だからリアリティを感じて心底笑えます。この作品も、アメリカ特有の選挙戦を大胆にからかいまくっています。実際にあった選挙戦にヒントを得て、かなり誇張はありますが、選挙のプロが観ても、あってもおかしくない、という評価を受けたリアルさが、この映画のすごみです。
【おとな向け映画ガイド】アメリカの選挙戦はクレイジーなエンタテインメント!『スイング・ステート』


主人公は、民主党の選挙参謀ジマー(スティーヴ・カレル)。名前もキャラクターもオリジナルですが、立場ははっきりしています。民主党や共和党の名前はそのまま。CNNやFOXニュースなどメディアも実名のまま登場します。舞台となる町だけは架空です。

2016年の大統領選挙、彼が指揮をとり、クリントン圧勝という下馬評が一転、トランプに敗北した、あの選挙の後から、ドラマが始まります。ジマーは、選挙の敗因は、2大政党の支持率が拮抗する「スイング・ステート(激戦区)」での戦いに敗れたためと痛感。

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