くらし情報『戸次重幸「役者の限界に挑戦している」演出・上村聡史、出演・戸次×益岡徹による舞台『A・NUMBER』開幕』

2022年10月8日 16:10

戸次重幸「役者の限界に挑戦している」演出・上村聡史、出演・戸次×益岡徹による舞台『A・NUMBER』開幕

戸次重幸「役者の限界に挑戦している」演出・上村聡史、出演・戸次×益岡徹による舞台『A・NUMBER』開幕

益岡徹(C)岡 千里
■戸次重幸 コメント
私が演じる3人の息子たちは、遺伝子が同じでも性格が違って、益岡さん演じる父親とそれぞれが異なる親子関係になっています。僕自身、ある息子を演じているときに、父親だと思って接しているからこそ、声が大きくなるし、涙も出る。そういった部分がこの作品の魅力だと思います。益岡さん以外の人がソルターを演じることが想像できないぐらい、2人で一緒になって1シーン1シーンを作ってきた自信と自負があります。あと、膨大なセリフ量、かつ難解な芝居である『A・NUMBER』で、48歳の戸次重幸と66歳の益岡徹さんが役者の限界に挑戦していることも見どころかもしれません。お客様にとっても少し難しい内容かもしれませんが、何とか都合をつけて2回以上観て頂きたいです(笑)。それだけの価値がありますし、噛めば噛むほど味の出る、見れば見るほど理解が深まる作品になっています。紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAは客席と舞台の距離も近いので、舞台を肌で感じに来てください。


■益岡徹 コメント
どんな舞台でも初日は独特な気持ちになるもので、わくわくとか、お客さんの前で初めて演じることへの“おののき”みたいなものは付き物だと思うんですけれども、登場人物がふたりで、どのシーンもふたりで構成されていることもあり、緊密かつ濃密な稽古期間でした。

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