2022年4月12日 18:00
浦和に集った芸術家たちの作品やその背景を紐解く『芸術家たちの住むところ』4月23日より開催
2020年春に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったうらわ美術館開館20周年記念展が、4月23日(土)より『芸術家たちの住むところ』と題して開催される。
1923年の関東大震災後、東京から何人もの芸術家が浦和地域(現・さいたま市浦和区)に移り住んだという。彼らはなぜこの土地を選び、居住の地としたのか。
同展では、各地の美術館や関係機関の所蔵作品とうらわ美術館の収蔵品を合わせ、芸術家同士の繋がりや様々なエピソード、時代状況などをたどりながら、浦和に集った芸術家たちの作品やその背景を前期と後期の二期に分けて紹介。
地域性に重点を置いた、同館のコレクションの奥行き、豊かさを感じることのできる展覧会になりそうだ。
出品作家:跡見泰/瑛九/奥瀬英三/小沢剛/加藤勝重/金子徳衛/鹿子木孟郎/倉田白羊/小林真二/小松崎邦雄/斎藤三郎/櫻井英嘉/里見明正/重村三雄/杉全直/須田剋太/相馬其一/高田誠/武内鶴之助/田中保/津久井利彰/寺内萬治郎/富本憲吉/内藤四郎/永田二郎/野島康三/林倭衛/林武史/福田尚代/福原霞外/増田三男/安井曽太郎/四方田草炎/渡邉武夫
野島康三≪題名不詳・F≫1931年、京都国立近代美術館蔵
瑛九≪眼≫1936年、宮崎県立美術館蔵
内藤四郎≪十字星銅花器≫1982年、資生堂アートハウス蔵
【開催概要】
『芸術家たちの住むところ』
4月23日(土)