くらし情報『シルクロードの文物と関連資料など200点を公開『世界遺産 大シルクロード展』9月16日より開催』

2023年8月22日 11:30

シルクロードの文物と関連資料など200点を公開『世界遺産 大シルクロード展』9月16日より開催

《瑪瑙象嵌杯》5-7世紀 1997年イリ市昭蘇県ボマ古墓出土 一級文物イリ州博物館


ユーラシア大陸を横断し、東洋と西洋を結ぶ大交易路として重要な役割を果たしてきたシルクロード。2014年に新たにユネスコの世界文化遺産に登録されたことを契機に、ますます調査研究が進んでいるシルクロード文化を大規模に紹介する展覧会が、東京・八王子市の東京富士美術館で、9月16日(土)から12月10日(日)まで開催される。
世界文化遺産「シルクロード:長安―天山回廊の交易路網」は、中国、カザフスタン、キルギスの3カ国が共同で申請し、中国では5つの省・自治区にある22の遺跡が登録された。同展は、この世界遺産認定後、中国国外で初めて開催される大規模な展覧会だ。洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域など、中国国内 27カ所の主要な博物館と研究機関から、シルクロードの文物と関連資料などが200点出品される。
その内容も、金銀宝飾品、青銅器、ガラス、陶磁器、壁画、絵画、染織、経典、仏像など、実に多岐にわたる。とりわけ今回は、これまでにない規模でシルクロードの優品がもたらされるという。日本初公開の文物もあり、また日本の「国宝」にあたる一級文物は45点も含まれている。

第1章の「民族往来の舞台〜胡人の活動とオアシスの遺宝〜」

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