くらし情報『展示室をダイナミックに使ったインスタレーションを展開『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』11 月1日より開催』

2023年10月17日 11:30

展示室をダイナミックに使ったインスタレーションを展開『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』11 月1日より開催

その魅惑的な光と、そこに吸い寄せられる人々の姿を通じて、エネルギーに過度に依存した今日の社会を批評しているのだ。
同展ではこのほか、人の意識と切り離せない「言語」をリサーチするなかで考察されてきた「生きるとはいかなることか」という根源的な問いに基づいて、新型コロナウイルス感染拡大の時期に制作された新作の映像インスタレーションも発表される。3.11とパンデミックに挟まれた約10年の間に大巻が探求してきた文明と自然、生と死への考察の深化が、国立新美術館の広大な空間を活かしたダイナミックな展示で目の当たりにできるのが、同展の大きな魅力だ。
同展ではまた、立体造形、光、映像、音響を駆使した巨大なインスタレーション3作品とともに、その圧倒的空間を創出するために描かれた無数のドローイングが展示されるほか、会場内ではパフォーマンスや詩人・関口涼子とのコラボレーションによるプログラムも予定されている。大巻が創り出す現代の「総合芸術」を体感しに、ぜひ会場を訪れたい。

<開催情報>
『大巻伸嗣Interface of Being真空のゆらぎ』
会期:2023年11月1日(水)〜12月25日(月)
会場:国立新美術館企画展示室2E
時間:10:00〜18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)

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