2023年5月12日 11:30
“動物画だけではない”櫻谷の魅力を紹介『特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中』6月3日より開催
同展では、屏風などの大作から、日々を彩るさりげない掛物まで、多彩な山水画が並ぶ。各地の写生を醸成させて理想の風景のパノラマを表した超大作《万壑烟霧(ばんがくえんむ)》や、モノクロームを主調として雪月夜を鮮烈に描いた《寒月》(展示期間:6月3日-6月18日)、 またこれと対照的な色彩豊かな《駅路之春》といった代表作が登場するほか、34歳の櫻谷が京都東山の南禅寺の塔頭・南陽院の本堂を飾るために手がけた山水の襖絵が東京では初の公開となる。また、数十冊にのぼる写生帖が紹介されるのも、見どころのひとつだ。高い写生技術を誇り、筆も速かったという櫻谷が、刻々と移りゆく旅先の景色をとらえた写生からは、櫻谷の感動の軌跡も追うことができる。
なお、同展の充実したラーニング・プログラムでは、トークや講演会のほか、シンポジウムも企画されている。
<開催情報>
『特別展木島櫻谷― 山水夢中』
会期: 2023年6月3日(土)~7月23日(日)
会場:泉屋博古館東京
時間:11:00~18:00、金曜は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)
料金:一般1,200円、大高800円
美術館公式サイト:
https://sen-oku.or.jp/tokyo/(https://sen-oku.or.jp/tokyo//)
【親戚の前で”暴れる夫”!?】法要後の会食で酔い潰れた結果…⇒「酒癖悪すぎ…。」結婚前に見極めたい【いい夫】になる男性の特徴