くらし情報『『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる』

2024年2月28日 18:00

『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

Succession H. Matisse
『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

アンリ・マティス《ブルー・ヌードIV》1952年 オルセー美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託)(C) Succession H. Matisse
日本初公開となる《花と果実》は、高さ4.1メートル、幅8.7メートルという大作。アメリカ人コレクターのための壁画の習作として制作された本作はこの展覧会のために修復され、初来日を果たしている。
『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

アンリ・マティス《花と果実》ニース市マティス美術館蔵1952-1953年(C) Succession H. Matisse
そして、同展のクライマックスとなるセクション5「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」へ。ニースから約20kmの場所にある小さな村、ヴァンスでマティスは1948年から4年の間、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の建設に携わった。室内装飾はもちろん、典礼用の調度品や、祭服などデザインのほとんどに携わり、全体をひとつの作品として作り上げたのだ。

『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

展示風景より、アンリ・マティスヴァンスのロザリオ礼拝堂の祭服のためのマケットの一部(C) Succession H. Matisse
ヴァンスのロザリオ礼拝堂の壁面を彩るステンドグラスの青色、黄色、緑色は生命の木がモティーフ。

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