くらし情報『7年ぶりの茶道具展! 千利休・細川三斎ゆかりの茶道具を公開『細川家の茶道具』5月20日より開催』

2023年4月27日 11:30

7年ぶりの茶道具展! 千利休・細川三斎ゆかりの茶道具を公開『細川家の茶道具』5月20日より開催

《放下着》沢庵宗彭筆江戸時代(17世紀)永青文庫蔵


大名細川家に伝来する文化財を保存・展示する美術館、永青文庫では、2023年5月20日(土)より『細川家の茶道具―千利休と細川三斎―』を開催する。古くは南北朝まで遡ることのできる細川家は、初代藤孝(幽斎、1534~1610)と2代忠興(三斎、1563~1645)が近世大名家としての礎を築いた。このふたりと親しく交流した当代きっての文化人が、わび茶の大成者、千利休(1522~1591)だ。とくに細川ガラシャの夫としても知られる三斎は、利休の高弟「利休七哲」のひとりとして、師の茶風を忠実に受け継いだ。
同展では、利休ゆかりの茶道具や、三斎がつくった茶杓や花入れなど、永青文庫の茶道具コレクションを代表する逸品を紹介。と同時に、三斎以降も茶の湯をたしなみ、数多くの名品を所蔵してきた細川家の茶道具から、茶碗や茶杓、釜といった各道具を解説する。初心者でも、茶の湯の世界を楽しむことができるだろう。
また武将茶人・古田織部(1544~1615)の、細川三斎に宛てた貴重な手紙も初公開される。
こちらは、2021年、反古となった書状などの裏を利用して三斎が写した「花伝書抜書」(世阿弥の能楽論書『風姿花伝』の一異本)

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