スコアレスドローに垣間見えた川崎Fの強さ、退場にも数的不利にも慌てず騒がず怯まず!
もともと受けるタイミングもいいし、ゲームの中で自分の意図を声で伝えられるのも強み。もちろんまだまだやらないといけないものもあるが」
次節でも鬼木監督は高い要求をしていくとコメントした。
「今首位にいるが、失うものはないぐらいの気持ちで、勝つために何が必要かを前面に出していければと思う。勝つためには得点を取らないといけない。そこにフォーカスしたい。アグレッシブにいきながら、観てくれる人にワクワクしてほしい。そういうアプローチを自分から選手にしていきたい」
鬼木監督は目の前の試合にフォーカスを当てながら、しっかりと長く険しいリーグ戦終盤を見据えていた。
「『ACL』で最後自力(突破)があるのかないのかという状態だったが、今は自力で優勝へ持っていける状況にいる。
まだまだ先は長いが、勝点3を目指す。(『プレミアリーグ 2021-22』最終節で優勝が決まった)リバプールとマンCではないが、勝点や得失点が響いてくるかもしれない。あれはすごすぎたが、勝点を最後にこだわろうとしても、できるわけではない。勝点1の重みは先でも後でも変わらない。今からこだわってやっていきたい」
9勝3分2敗・勝点30の首位に立つ川崎Fに対して、次節の相手湘南ベルマーレは2勝4分8敗・勝点10の17位。