2021年8月6日 18:00
モーゼスおばあさんが描く幸せの風景 生誕160年記念『グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生』開催
(C) 2021, Grandma Moses Properties Co., NY
現在、名古屋市美術館で開催中の「生誕160年記念グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、2021年11月20日(土)より世田谷美術館にて開催される。モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれた、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)の、日本で開催される回顧展としては16年ぶりとなる。
無名の農婦から、70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初めての個展を開いたモーゼス。生誕160年を機に特別に企画された同展では、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品ほか関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示。自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界を紹介する。
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《海辺のコテージ》 1941年個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託) © 2021, Grandma Moses Properties Co., NY
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《農場の引越し》 1951年個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)