くらし情報『『カラーパープル』はなぜ、40年の時を経てスクリーンによみがえるのか?』

2024年1月25日 17:00

『カラーパープル』はなぜ、40年の時を経てスクリーンによみがえるのか?

と分析する。

1985年に最初の映画が公開されてから、社会は完全ではないが大きく変化した。社会の中で暴力や差別にさらされ、声をあげられなかった女性たちは少しずつではあるが声をあげはじめている。その声に耳を傾け、社会を変えようとする動きが始まりつつある。理不尽な差別に目を向けようとする人たちが増えつつある。

ついに変化が始まろうとしている。理不尽なことは変えなければならない。このタイミングで『カラーパープル』が再びスクリーンに登場することの意味は大きい。


『カラーパープル』はなぜ、40年の時を経てスクリーンによみがえるのか?

2月9日(金)に公開される『カラーパープル』
本作の原作になったアリス・ウォーカーの小説は全米図書賞とピューリッツァー賞に輝き、いまも版を重ね続けている。そしてスピルバーグが監督した1985年の映画も現在も多くのファンを集めており、この物語に影響を受けた作家、映画監督、音楽家は多い。本作の監督を手がけたブリッツ・バザウーレは「スピルバーグ監督の『カラーパープル』は、カルチャーの礎のひとつになりました。あの作品の台詞が今もなお引用されていることが、どれほど重要な作品だったかを示していると思います」と語る。

この物語はドラマとして素晴らしいだけでなく、観客の心に触れるような魅力がある。

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