くらし情報『絵画、素描、版画、ポスター作品など約 160 点でブルターニュの知られざる美術史を紹介『憧憬の地 ブルターニュ』3月18日より開催』

2023年3月10日 12:00

絵画、素描、版画、ポスター作品など約 160 点でブルターニュの知られざる美術史を紹介『憧憬の地 ブルターニュ』3月18日より開催

クロード・モネ 《ポール=ドモワの洞窟》 1886年茨城県近代美術館


フランス北西部に位置し、古来より特異な歴史文化を紡いできたブルターニュ地方に魅了された芸術家に焦点をあてた展覧会が、3月18日(土)から6月11日(日)まで、東京・上野の国立西洋美術館で開催される。

変化に富んだ豊かな自然、古代の巨石遺構や中近世のキリスト教のモニュメント、そしてケルト系言語である「ブルトン語」を話す人々の素朴で信心深い生活様式。その特異な文化を保ってきたブルターニュは、19世紀のロマン主義の時代、フランスの内側にありながら「異郷」を感じさせる地として、新たな画題を求める芸術家たちの注目を集めるようになったという。

同展では、とりわけ多くの画家がブルターニュに惹きつけられた19 世紀後半から 20 世紀初めの時代に着目し、この地の風景や風俗、歴史をモテーフとした作品を展観する。会場に並ぶのは、国内の 30カ所を超える所蔵先と海外2館から集められた約 160 点の絵画、素描、版画、ポスター作品など。外光派のブーダンや印象派のモネから、ポスト印象派のゴーガンとポン=タヴェン派、ナビ派のドニなど、多彩な画家たちとともに、美術史上重要な画家グループも紹介される。とりわけ、ブルターニュで重要な展開をとげたゴーガンの作品が12点集結するのも同展の見どころのひとつだ。

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