うっかり忘れてもハンカチで代用できる!「袱紗」の作り方
袱紗(ふくさ)を使う目的とは?

袱紗は、のし袋が汚れたり水引が崩れたりするのを防ぐのはもちろん、渡す相手の気持ちを考え、喜びや悲しみを共有しているという思いやりの気持ちの表れです。金封を包めれば何でもいいというわけではなく、慶事と弔事では袱紗の色や包み方が異なります。
きちんとした場で使用するからこそ、正しいマナーを知っておき、マナー違反をしないよう注意しましょう。
ハンカチを広げ、ご祝儀袋を左側に置く

ハンカチを広げ、四隅が上下左右にくるようにします。ご祝儀袋は、中央より少し左側にずらして置きましょう。

左の角を持って、ご祝儀袋の側面に沿って中に折りたたみます。次に上の角を持ち、ご祝儀袋の形に合わせて折り、同様に下の角も中に折りたたんでください。

下の角がご祝儀袋よりもはみ出た場合には、角が見えないように内側にして下に折り返します。左から右に包んでいけば、慶事用の袱紗の完成です。
慶事と弔事で包み方が違うので要注意!

弔事の場合は、慶事とは左右が逆になります。最初に、ハンカチをひし形に広げ、中央よりやや右側に香典を置いてください。
右の角を中に折りたたみ、続いて上の角、下の角の順に香典の形に沿って折りたたみます。