くらし情報『【意外と知らない道交法】夜間のライトはハイビームとロービーム…どっちで走るべき?』

【意外と知らない道交法】夜間のライトはハイビームとロービーム…どっちで走るべき?

夜間を自動車で走るとき、ドライバーの皆さんはライトをハイビーム、ロービームどちらにしていますか?おそらくほとんどの人が、「ロービーム」と答えるのではないかと思います。

しかし警察庁は平成27年に発生した夜間死亡事故のうち、96%がロービームだったことから、街灯が少ない路地などでは、ハイビームで走行するよう推奨しています。

その理由は、明るく道を照らすことで歩行者を認識しやすくなるため、事故の減少につながることが期待できるから、とされています。

ですが、ハイビームのまま走ることは違反であると教習所時代に習ったような気がします。道路交通法ではどのように定義されているのでしょうか?

Q.夜間はハイビームのまま走り続けないといけないって本当?

目次

・Q.夜間はハイビームのまま走り続けないといけないって本当?
・A.ウソ。対向車と行き違うときなどは、ロービームに切り替えなければならない。
【意外と知らない道交法】夜間のライトはハイビームとロービーム…どっちで走るべき?

*画像はイメージです:http://www.shutterstock.com/

A.ウソ。対向車と行き違うときなどは、ロービームに切り替えなければならない。

たしかに、道路交通法では夜間走行においてはハイビームでの走行を原則と考えていると思われますが、他方で、対向車と行き違う場合や先行者がいる場合において、他の車両等の交通を妨げる恐れがあるときはロービームに切り替えなければならないとも規定しています。

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