【消費者庁が注意喚起】家庭の食中毒を予防するには?

梅雨から夏にかけては食中毒が増える季節。食中毒というと飲食店などでニュースになる集団食中毒のイメージが強いですが、家庭でも食中毒は起きる可能性のあるもの。
消費者庁なども食中毒に関する注意喚起を行っているので、家庭の食中毒に対する危険や、その対策についてまとめます。
カレーや煮物はウエルシュ菌に注意!
カレーや煮物は一度しっかり加熱してあるから安心と思ってしまいがちですが、じつはかなり食中毒の危険が高いので注意が必要です。問題となりやすいのがウエルシュ菌という微生物。この菌は100度で加熱しても死滅しないというのが特徴です。
ウエルシュ菌は酸素のないところで繁殖するという特性があるため、大量に作ったカレーや煮物をそのままにしておくと鍋底周辺などで繁殖し、食中毒になると1〜2日間下痢や腹痛に苦しめられることに…。
予防するためには、カレーや煮物は食べきれる量を作り、調理後なるべく早く食べること。
保存するときは小分けにして冷蔵庫などで急速冷却し、再加熱は全体を充分に加熱することで防ぐことができるそうです。
普段から心がけたい食中毒対策
消費者庁の公式ウェブサイトでは、ウエルシュ菌以外にも、家庭で起こる食中毒の対策が紹介されています。