スポーツの秋、目前! 体を動かしたくなるユニーク絵本3選
スポーツの秋が近づいてきました。小学校や幼稚園・保育園で、運動会を控えている子どもも多いでしょう。絵本も、体を動かしたくなるものを読んでみてはいかがでしょうか。今回は、そんななかでも、ユニークな絵本をピックアップしてみました。
「ニャンニャンシティマラソン」(作・絵/谷川晃一)
ノリのいいタイトルから子ども心を掴む一冊。たくさんの猫が「ニャンニャンシティマラソン」に出場して奮闘する様子が描かれています。一匹一匹の細やかな表情や動きが、猫好きにはたまりません。「ニャンニャン」言いながら走っている様子だけでもかわいいのですが、ネズミに会ってコースアウトしたり、給水地点で魚を食べたり……猫ならではのドラマも起きます。
終盤では、出場者の猫・クロドラくんにいぬくんが飛びかかってきて大変なことに! でも結末は、ほっこり温かいものになっているのでご安心を。
ユーモアのなかに、マラソン(走ること)のおもしろさ、順位だけではない大切なことが詰まっています。読後は「ニャンニャン」言いながら親子で走っても楽しそうですね!
「はっきよい畑場所」(作・絵/かがくい ひろし)
「だるまさんが」など、ほのぼのとユーモラスな絵本を生み出したかがくい ひろしさん。