多くのカードローンで採用されている「残高スライドリボルビング返済方式」では、借入残高に応じて毎月の返済額が決まります。
毎月の返済額が比較的少なくて済むのが特徴ですが、消費者金融や銀行から提示される返済額ではその多くが利息の支払いに消え、元本はなかなか減りません。
貸し手はなるべく元本を減らさず長くお金を貸し、なるべく多くの利息を払ってもらいたいと思っています。最低額での返済はまさに消費者金融や銀行の思うツボなのです。
提示される返済額はあくまで最低額。この金額以上であれば返済額を自分で設定できます。返済に余裕があるとお金を使いすぎたり、借りすぎたりする可能性も高くなります。無理のない範囲で返済額を設定してなるべく早く完済することが大切です。
②返済余力が少ないなら、毎月の返済額は確実に返済できる金額に留め繰り上げ返済を行う
返済額が少な過ぎるのも問題ですが、返済額を上げすぎて返済が滞ってしまっては本末転倒です。返済余力に応じて毎月の返済額は確実に返済できる金額に留め、随時返済を活用して余裕ができたタイミングで元本を減らしていくことも大切です。
返済余力に応じた返済方式の選択
「借入後残高スライド返済方式」