投資に失敗するのはなぜ?《初心者必見》大損する前に学びたい理由・原因を解説
- B:国内の株・債券に半分ずつ投資
収益率は38%(年率1.9%)と、定期預金より高いリターンですが、ボラティリティ(価格の変動率)が高く、一時的にマイナスになっている時期もあります。
- C:国内・先進国・新興国の株・債券に6分の1ずつ投資
収益率は79.9%(年率4.0%)と最も高くなっています。価格の上下はありますが、資産は基本的に右肩上がりになっています。
右の図は、国内外の株式・債券に積立・分散投資した場合の収益率です。保有期間が5年だと収益率にばらつきがあり、マイナスの時期もあります。一方、保有期間を20年にすると、収益率はプラスリターンに収斂し、そのバラツキも小さくなっていることがわかります。
暴落で大損しないようにする
長期・積立・分散投資を実践していても、2008年のリーマン・ショックなどの大きな金融危機では一時的に大きな損失が出ることもあります。長期・分散・積立投資でリスクを軽減することはできますが、損失を防げるわけではないことに注意が必要です。
暴落相場で気をつけるポイントは以下の2つです。
過剰なリスクをとらない
暴落によって、投資資金が大きくマイナスになるような取引はしないようにします。