沖縄本土復帰50周年の今も残る問題に迫る 『日本人として知っておきたい琉球・沖縄史』を発売
と冠し、沖縄の歴史を原始・古代から近現代まで辿った通史を執筆しました。
今こそ学びたい沖縄の歴史をわかりやすく解説
・東アジアや東南アジアとの交易の中継基地として発展した琉球
・過去3度焼失、2度再建されている首里城
・海外移民への補助が受けられなかった沖縄
・日本史上最大の地上戦、沖縄戦
・沖縄の米軍基地はなぜ縮小されないのか――“Key Stone of the Pacific”「太平洋の要石」
・通貨を6日間で円に切替え、車の左側通行も一夜で変更――沖縄復帰後の「大作戦」
並みいる強国と力ではなく「交易」で関係を築いた琉球王国時代、薩摩、日本政府、アメリカと侵略の歴史、沖縄戦から本土復帰まで、一冊で琉球王国・沖縄の歴史を網羅し、今も根深く残る問題の背景を深く理解することができます。
本書の構成
第一章旧石器時代・貝塚時代の沖縄
第二章尚巴志の統一、尚真の国づくり
第三章清と鹿児島藩の二重支配
第四章琉球処分――琉球王国から沖縄県へ
第五章戦争、占領、復帰
『日本人として知っておきたい琉球・沖縄史』について
【著者】
原口泉(はらぐち・いずみ)
1947年、鹿児島県生まれ。東京大学文学部国史学科卒。