日本文化と柔道の父を敬愛するカンヌ国際映画祭総代表が紡ぐ、情熱の半生記『黒帯の映画人』が10月10日に発売
第十六章 ルドン先生
第十七章 クラインの冒険
第十八章 黒帯
第十九章 姿三四郎
第二十章 戦う
第二十一章 幻のオリンピック
第二十二章 師と弟子
第二十三章 嘉納治五郎、死す
第二十四章 雨に唄えば
第二十五章 最後の受
エピローグ 嘉納治五郎の言葉
謝辞
訳者あとがき
プロフィール
<著者>
ティエリー・フレモー Thierry Frémaux
1960年、フランス、イゼール生まれ。カンヌ国際映画祭総代表、およびリュミエール研究所所長。9歳から柔道を始め、少年時代・青年時代を柔道に捧げる。四段を取得し、柔道の指導者となる。リヨン大学で歴史社会学を学び、同大学院博士課程に在籍中にリュミエール研究所で働きはじめたことから、柔道を離れる。現在は、同研究所の所長としてリヨンに拠点を置きながら、カンヌ国際映画祭のために世界中を飛びまわっている。2016年には、膨大な数のシネマトグラフの作品から108本を厳選してまとめたドキュメンタリー映画『リュミエール!』を製作し、監督・脚本・編集・プロデュース・ナレーションの5役をこなした。続編『Lumière, l’aventure continue』も制作されている。