第11回新千歳空港国際アニメーション映画祭 無事閉幕| コンペティション受賞14作品を発表!
国際審査員を務めた尾石 達也氏は、作品について「僕は今すごいものを見ているという確信、興奮。文句のつけようがない、審査員満場一致の大傑作」と評しました。
ポパクル氏は、共同制作者であるオゼキカスミ氏とステージに立てたことを喜び、「この映画祭はホームに戻ってきた気持ちがある。素晴らしい賞をいただけて光栄。 」と受賞の喜びを述べました。
トメック・ポパクル氏とオゼキカスミ氏
また、日本のアニメーション作家や日本で制作された作品に贈られる日本グランプリには、折笠 良 氏の『みじめな奇蹟』が受賞。審査委員のジョシュ・シャフナー 氏は、「紙に描かれたアニメーションの限界を超えて表現されている」と評しました。
折笠 氏は「2018年秋から4年半かけて制作してきたもの。
日本・フランス・カナダで一緒に制作したスタッフにも感謝します」と受賞について述べました。
『みじめな奇蹟』折笠 良 / 2023年 /フランス、日本、カナダ/ 08:13
折笠 良 氏
コンペティション長編部門
『Glass House』Boris Labbé/ 2024年 / フランス / 40:28
コンペティション長編部門グランプリには、ボリス・ラベ氏の『Glass House』が選ばれました。