若手コンテンポラリーダンサー 横⼭彰乃振付・演出 『lal banshees「幽憬」another ver.』再演決定 ロックバンド SuiseiNoboAz 生演奏で紡ぐダンス作品
2018年Noism1×SPAC劇的舞踊『ROMEO & JULIETS』ティボルト役で退団。その後東京に戻り、平山素子、中村しんじ、川野眞子、森山開次、鈴木竜などの作品に出演。日本大学芸術学部演劇学科舞踊コース非常勤講師。
近年の主な出演作品に2022年「ラカージュ・オ・フォール」ロシン役、新国立劇場、森山開次演出振付「NINJA」、新国立劇場バレエ団平山素子演出振付「春の祭典」ゲスト出演、2023年12月大和シティーバレエ「宗達-SOUTATSU」主演、2024年舞台「千と千尋の神隠し」カオナシ役。
初演(2022 年)Review
刹那と永劫を往還するダンスと⾳楽
ゆるぎない個を持つパフォーマーたちはダンスと⾳楽の秘める根源的な⼒を召喚し、⼀種時間を超越した空間に観客をいざない、魂を深いところから揺り動かす。⾳楽も舞踊も、空間に⽣じ、消滅することが運命づけられている。だがこの儚い芸術のおかげで、「彼岸と此岸のいまここ」と振付家が呼ぶ奇妙で魅⼒的な景⾊を私たちは発⾒し、しばしば遊ぶのだ。(ダンスマガジン 2023 年 4 ⽉号 執筆|岡⾒さえ)
今年観た国内作品で私的 No.1。