沖縄出身俳優主演 沖縄を舞台に家族の絆を描く『てぃんさぐぬ花』上演間近 カンフェティでチケット発売
脚本家の香取さんとは長年の付き合いがあり、今回、書き下ろしてくれた。
演出家の田丸さんは、主役の外間さんからの紹介である。
今回のキャストは、オーディションで選ばれた方々を含め、ユニークな人達ばかり。
きっと素晴らしい舞台になるだろう。
【STORY】
お盆の前日、アメリカで挫折した高良家の長女ルカが地元沖縄に戻ってくる。
そこで、三線の音や豊かな自然、そして互いに助け合い補い合うことを大事にする沖縄の人たちの人情に久々に触れる。昔と変わらぬままだ。
また、お盆で帰ってきた亡き母や先祖とも再会する。
更に、養父との確執も、お互いの誤解の上に成り立っていたことがわかり、深い愛情を感じる。
あの世もこの世も楽しからずや。
コメント
脚本家香取俊介
【沖縄には未来がある】
沖縄を舞台にした脚本の執筆を頼まれたとき、「戦争の後遺症」と「歌の力」を織り交ぜたら面白いものになるかと思い、その線でプロットを考えたのですが、主催者サイドから、戦争の話はいれず、沖縄を舞台にした広義の「ホームドラマ」にできないかとの注文。沖縄戦の実態については確かに多くの人が書き残しているし、それより今の沖縄が面白いと聞いて資料を読み込んでいるうち、沖縄人がことのほか大事にする「旧盆」