GWはゴミ拾いを楽しもう! 多摩川リバークリーンラフティング
自然災害で蓄積した障害物も多く、川岸や川底にはゴミが散乱しているのが現状です。
ラフティングガイドをしていると、否応なしに目に入ってくるゴミ。柴田さんは少しずつゴミ拾いをはじめ、いつしか早朝に行うゴミ拾いが習慣になります。そんな柴田さんの行動を見て、ガイド仲間や地域の人が賛同の声を上げ、ゴミ拾いの輪が広がっていきました。
転機となったリバークリーンイベント
「ゴミ拾いには独特の魅力があって、連帯感やポジティブな空気が生まれるんです」と柴田さんは話します。柴田さんはみんなでゴミ拾いを楽しもうと、2020年10月に第1回青梅リバークリーンマラソンを主催。8チーム31人が参加し、総重量約1.3トンのゴミを回収しました。
「こんなにゴミがあったなんて驚いた」「純粋に楽しい!」。
参加者の声は瞬く間に周辺地域へと広がります。2021年4月の第2回大会は13チーム55人が参加し、ゴミの総重量は約2.2トン。2022年4月の第4回大会は18チーム70名が参加し、約1.2トンのゴミを回収しました。
御岳渓谷にはいま、柴田さんを中心としたリバークリーンの大きなコミュニティが生まれています。
ボートだけがたどり着ける川岸でゴミ拾い
タイヤや看板などの大物も
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SDGsと聞くと「国や行政、企業が取り組むこと」